イタリアンの料理人を経て、2017年より山口県萩市で農業をスタートした細田実さん。長く身を置いたイタリアンに対する思いや経験から、イタリアントマトの栽培に着手されました。しかもルーキーイヤーにして、同品種の食味を競う全国大会で優勝! 華々しいスタートを切った細田さんに、農業の秘訣を伺いました。
「ミノルファーム」では、イタリアントマト3種類を主軸に栽培を行っています。なかでも、ロッソナポリタンという品種は、生食用で糖度が高く、珍しい品種ということもあり、独立前からこの品種を育てると決めていました。3年前に農地を譲り受け、現在は、畑の土にヒューマスと菌耕ヒューマスを使い、葉面散布として腐植水と合わせて自家培養したバチルス菌液を噴霧。トマトの種苗会社主催のロッソナポリタンの全国大会では、栄養価、抗酸化力、低硝酸態窒素などが評価され、2年連続優勝!さらに、オーガニックエコフェスタ2019「栄養価コンテスト」においても、夏ミニトマト部門で最優秀賞を受賞しました。
土壌の『柔軟化力』が分かる動画はこちら料理人時代にはさまざまな野菜を扱ってきたものの、育てることに関してはまだ半人前。時おり、梶岡秀吉さんにうちの畑の状態を見てもらい、土づくりの面からアドバイスやサポートしてもらえることが本当にありがたいです。今後の展望は、野菜づくりをしながら農場直営のレストランを開くこと。つくり手だからこそ知るおいしさ、おいしい食べ方を、たくさんの方に提案していきたいですね。料理一皿が出来上がるまでの物語を、農家、料理人両者の視点から伝えていきたいと思います。